「買わない後悔より買った後悔」

ぼくが接客業をしていた頃の決め台詞。それをまさに今、自分に問いかけそして答えた。「買います」と。

この台詞は1択で迷っていた時にしか効果はない。
2択以上で迷っているときは、逆に「今は買わない方がいい。メリット・デメリットをもう一度把握してから再検討を」という。

実際、Canon EOS Kiss X9、Canon EOS 80D、Sony α7III、この3機種に絞り込んだものの決定に至らず、近頃はまさにメリット・デメリットを洗い出す日々だった。そしてこれにしよっかな、という機種が毎度変わっていた。

あれ？！2択以上で迷っているときは買わない方がいいのでは？！

決断は突然に

友達と数年振りに会う。色々な話しの中で、YouTubeチャンネルを作ったことを話す。これからどんな番組を作ろうとしているのか語ってるうちに、今日カメラ買いにいこう、と決意した。

YouTubeチャンネルのコンテンツを「エントリーモデルを手にして、ビギナーと同じ目線で配信する」か「素人がプロも使う機種を持つとどうなるのかを配信する」かで迷っていたわけだが、友達に語ったのは「素人がプロも使う機種を持つとどうなるのかを配信する」だけだった。

この時点でどのカメラにすべきか答えは出ていたことに気づいた。

誰かに話しをするという行為は、自分の考えや方向性をスッキリさせてくれる。
やっぱりぼくが欲しいカメラ、否、買うべきカメラはSUPERオーバースペックな「α7 III」だ。

久しぶりの再会を楽しんだ後、足は有楽町へ向かっていた。

追記：心の声

でね。
買ったわけ、カメラ。
でも3週間待ちだったの。
待ちきれないからレンズだけ先に買ったさ。
そしたらレンズは2ヶ月以上待ちだったの。
手持ちで持ち帰るのはカメラのバッテリーチャージャーとカメラの液晶画面の保護シールとレンズにつける保護フィルターだけっていう。
・・・。
でもね。
取説ダウンロードしてニヤニヤしてる。
待ってるぜ！α7 III。