世界でひとつの彼女

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2013年 アメリカ 126分

恋愛

満足度:7/10
はじめに。
これは眠いときに見てはいけない。
畳み掛ける日常散文な形での台詞が、それを味わう時間を睡魔は容赦なく、むさぼり食うからだ。

完全に会話が作品を作っていた。
正直にいうと、作品の半分くらいしか満足に楽しめなかったかもしれない。
ここからはパンフレットを読みながら、映画を思い返す。

完全にありえない革新的なラブストーリー。
相手は人間でもロボットでもない、世界初のAI型OS。物体がないのだ。
舞台は、そう遠くない未来のロサンゼルス。
「そう遠くない」がポイントで、あっという的なSF作品ではなく、なんでも不自由なく生活ができて、テクノロジーと人間のシンクロが今より発展して、近未来そうなりそうだなぁが想像できる形である必要があった。そうすることが、主人公の孤独で繊細な心情をより誇張されている。

自分にはない他人の個性を自分に取り入れることは無理だからといって、なんとか補おうとしても、他人の個性を取り繕う、それはただ自分を傷つけるだけなのであって、そういうことをしないで自分の感覚を信じればいい。
ただ、それはね、個性の話しであって習慣のことではなくて。なんというか、なんでも個性とかいうのは違うと思うけど、「本質」といったほうがいいのかな。変わる部分、変われる部分、変わらない部分、変えない部分。