ジャージー・ボーイズ

Jersey Boys

2014年 アメリカ 134分

ドラマ

泣ける

満足度:9/10
2006年トニー賞ミュージカル作品賞を受賞した「ジャージー・ボーイズ」。
この作品はブロードウェイで8年以上もロングランを続け、ミュージカルを通して新たな世代のファンに愛されている。
そんな作品をクリント・イーストウッドが監督となり映画化。2014年に公開された。

この作品は、1960年代に世界的な人気を誇った伝説的なグループ”ザ・フォー・シーズンズ”の彼らの栄光と挫折を描いている。
そのグループ名を知らなくても、彼らの曲は耳にしたことがあるのではないか。「君の瞳に恋してる」をはじめとした名曲中の名曲がたくさんあるが、そんな名曲が生まれるに至る背景を知ることができる。

ストーリーの事実関係について、各メンバーに確認を取ったそうだ。ところが同じ出来事も語り手が違うと内容が違ったとのこと。
「人の記憶は都合がいい」とはよく言ったものだ。そこを逆手に、時折メンバーそれぞれがカメラ越しに視聴者に語りながら演じるシーン(とても珍しい)が、それぞれの視点で語られる「ありえないような真実」にのめり込んだ。

2時間越えの作品でありながら見飽きることがなかった。

なんども聞いたことがあるし、その度にこの曲好きだわーと思っていた「君の瞳に恋してる」。
まさかこの曲が歌われた瞬間、胸が締め付けられるように熱くなるとは思いもしなかった。
え?!と自分自身にびっくりして自問したが、考えるのは止めて胸が熱くなるまま歌を聞き入った。

ザ・フォー・シーズンズのCDを捜し出して、BGMにしながらこのレビューを書いているのだが、なんかこれまで聞いてきた音に切なさが加わって聞こえてくる。