あしたのジョー

日本

満足度:9/10
TVアニメ。
あしたのジョー(全79話)、あしたのジョー2(全47話)、ここしばらくの間、時間があれば見続け、ついに完結。
コーナーリングに座るジョーの姿や「立つんだ!ジョー」という台詞は知っていたものの、ボクシング漫画であること以外予備知識がなかったので、新鮮に見れた。

あしたのジョーは1970年に放映されたアニメ。あしたのジョー2は、あしたのジョーの結末をがらりと変えて始まる(2の始めの10話分くらいは、1の後半部分の完全リメイク!)。実際には1と2のストーリーは続いているものの、制作はおよそ10年の月日が経っているのは驚き。
画風も変化してて、個人的には1の方が圧倒的に好きすぎ。

いずれにしても現代では規制が入るんだろうなというシーン(たとえば子供がタバコを吸ってるとか)や台詞(差別用語)が飛び出す。矛盾したコマがあったりするが、それらを横において置いて、まずはジョーの世界に浸る。

ともかくシュール。
シュールすぎる。

1の前半でほとんど登場していたジョーの口笛がもう哀愁たっぷり。

ディテールにこだわった上で熱の入った完成された作品も好きだが、ジョーのようなハートでぶつかってくるアニメ。
響くわー。

ただ、最後の最後で残念だったのは、
「燃えたよ・・・
まっ白に・・・燃えつきた・・・
まっ白な灰に・・・」
とよく聞くラストシーンの名台詞が一瞬で、あのよく見る絵もなんかもっと画面全体で、もっとタメがあるかと思ってたから、どっぷり浸れず、そこが心残り。

とはいえ心に残る名アニメでした。