月島慕情

浅田 次郎

文庫・新書

ドラマ

満足度:7/10
泣ける短編揃い。
作品によって文体も書き換えられるってすごいなぁ。
泣きたくて読んだ本。
実際のところ涙がこぼれるまでにはいかなかったけど胸が熱くなるシーンはいくつかあったかな。

「月島慕情」
もうなんで何も告げずに行っちゃうの?って男としては言いたいかも。
その後の男とミノがどのような人生を送ったのか、せめてその後の一年だけでも知りたいと思った。

「供物」
泣かせるねー。

「雪鰻」
ちょっとぼくの読解力では理解が難しかった。。。

「インセクト」
悟の優しさが切ない。

「冬の星座」
ずるいよ。ずるすぎる。畳み掛ける展開に感動。

「めぐりあい」
人情。これにつきる。
哀愁。これにつきる。
切なすぎる。

「シューシャインボーイ」
うーん、これもちょっとぼくの読解力では結局何を感じればいいのか分からなかった。。。