偽りなき者

JAGDEN

2012年 デンマーク 115分

ドラマ

満足度:8/10
ヒューマンドラマ。

作られた事実が真実を上書いていく様。
思い込みの恐さ。
主人公ルーカスの心の痛みが痛い。
シチュエーションが違うだけで日常に溢れている光景。
何も変わらない。
リセットもできない。

ルーカスの痛いほどの強さ。
守るものがあればこその強さ。

意図的であろうがなかろうが、
何かのきっかけで、自分が悪と位置づけられ、
自分にとっては想定外の悪い方向に転がってしまうこともある。
そんなときは、善を主張して誤解を正すだけでなく、
全く別の道を選択することもできるだろうに。
そこに固執することもなかろうに。

映画とはいえ日常に置き換わって考えさせられる。

協調や多数派の対に歪められた事実。