ルート・アイリッシュ
ROUTE IRISH
2010年 イギリス・フランス・ベルギー・イタリア・スペイン 109分
ドラマ
考えさせられる
正直、ケン・ローチ監督と戦争映画が結びつかなかった。
これがケン・ローチ監督の作品ではなかったら恐らく見ていなかったと思う。
学生の頃(もう20年弱前!になってしまうのか、いや10数年前と言っておこうか)からぼくの好きな三大映画監督の一人、ケン・ローチ。
彼が描くヒューマンドラマは飛び抜けている。
「素直」と「矛盾」が生み出す「葛藤」。
それがこの映画にも健在していた。
そして、やはりただの戦争映画とは違った。
イラク戦争やそこで起こったことをほのめかしたヒューマンドラマ。
彼は第63回(2010年)のカンヌ国際映画祭の記者会見でこう語ったそうだ。
「(脚本家の)ポールがフォーガスというキャラクターを生みました。かれはコントラクター(民間軍事会社で働く民間兵)で、友人のフランキーを亡くします。フランキーの死の謎解きを通じて、私たちはこの恐るべき犯罪の様々な要因に近づいていきます。なぜなら歴史は今も人々の人生の中に、人々の経験の中に生き続けているからです。そういった人々の経験を探ることで、戦争の恐ろしさを見せたいと思いました。」
さらに
「最大の犠牲者はイラク人だということを忘れてはいけません。彼らこそ苦しんできた人々なのです。こんなことを言うと、議論を巻き起こすかもしれません。でも私は、米国人の兵士が最大の犠牲者であるかのような描き方をしている米国の映画を見るとウンザリしますし、そういった映画が米軍に捧げられているのを見るとさらにウンザリします。」
と。
このコメントについてどうこうではなく、彼の「視点」がほんとに好きだ。
民営化されて生産性があがって経済が回る時代はもう終わりでいいよ。
それで命が安くなられたらたまったもんじゃない。
自動化されて雇用が減ることへの対応を真剣に考えるべき。
自然が破壊されることへの危機を真剣に考えるべき。
っていつも、ケン・ローチ監督の作品を観たあとはなんかこう真面目に考えるか人間愛に浸ることが多い。
今回は社会派でした。
そして、最近の彼の作品を見逃していたことを知り、早速レンタルしたいと思う。
これがケン・ローチ監督の作品ではなかったら恐らく見ていなかったと思う。
学生の頃(もう20年弱前!になってしまうのか、いや10数年前と言っておこうか)からぼくの好きな三大映画監督の一人、ケン・ローチ。
彼が描くヒューマンドラマは飛び抜けている。
「素直」と「矛盾」が生み出す「葛藤」。
それがこの映画にも健在していた。
そして、やはりただの戦争映画とは違った。
イラク戦争やそこで起こったことをほのめかしたヒューマンドラマ。
彼は第63回(2010年)のカンヌ国際映画祭の記者会見でこう語ったそうだ。
「(脚本家の)ポールがフォーガスというキャラクターを生みました。かれはコントラクター(民間軍事会社で働く民間兵)で、友人のフランキーを亡くします。フランキーの死の謎解きを通じて、私たちはこの恐るべき犯罪の様々な要因に近づいていきます。なぜなら歴史は今も人々の人生の中に、人々の経験の中に生き続けているからです。そういった人々の経験を探ることで、戦争の恐ろしさを見せたいと思いました。」
さらに
「最大の犠牲者はイラク人だということを忘れてはいけません。彼らこそ苦しんできた人々なのです。こんなことを言うと、議論を巻き起こすかもしれません。でも私は、米国人の兵士が最大の犠牲者であるかのような描き方をしている米国の映画を見るとウンザリしますし、そういった映画が米軍に捧げられているのを見るとさらにウンザリします。」
と。
このコメントについてどうこうではなく、彼の「視点」がほんとに好きだ。
民営化されて生産性があがって経済が回る時代はもう終わりでいいよ。
それで命が安くなられたらたまったもんじゃない。
自動化されて雇用が減ることへの対応を真剣に考えるべき。
自然が破壊されることへの危機を真剣に考えるべき。
っていつも、ケン・ローチ監督の作品を観たあとはなんかこう真面目に考えるか人間愛に浸ることが多い。
今回は社会派でした。
そして、最近の彼の作品を見逃していたことを知り、早速レンタルしたいと思う。