リップヴァンウィンクルの花嫁
2016年 日本 180分
ドラマ
不思議な感覚
岩井俊二脚本・監督作品ということで観た。
180分という長編映画。
劇場は満席に近かった。思ったより男性若者が多いことに驚いた。
岩井俊二監督といえば40最前後の自分世代にドンピシャなはずで当時は女性ファンのほうが多かったように思っていたのだが。
役者の影響もあってなのだろうか、幅広い世代かつ男女にとって興味のある作品となっていたようだ。
期待しすぎていたからだろうか、ストーリーにつながりがなさすぎて、散文作品のような印象を受けた。
終盤のエピソードのリップヴァンウィンクルの実家のシーンからは完全に取り残されてしまった。
ただ改めてパンフレットを片手にストーリーを思い返すといろいろなメッセージは含まれていたらしい。
確かに、と納得する部分ではあるのだが印象には残っていなかった。
主人公七海に共感する部分があまりになさすぎたからかもしれない。
あるいは、そういう時代になったよなとナナメ目線で受け流していたからかもしれない。
現代人はむしろ七海に共感することは多いのだろうか。ちょっと気になる。
自分にとって印象に残ったシーンを振り返ってみたい。
この作品で表現されている「やさしさ」とその対価としてのお金。
ものすごく近しいものを感じつつも、それは共感ということなんだけど、それとは違和感が微妙にあった。
映画を見終えた今、それは何なのだろうと考えてみる。
結局のところ答えは出ない。ただ違和感を感じた問いは見つかった。
「この世界はほんとうに優しさで溢れているのだろうか?」
カフェでこのレビューを書いているが、自分の周りにはたくさんの人がいる。
それぞれがそれぞれの生活を送っている。
それぞれが仕事をしていることと思う。
それらの仕事が積み重なって、社会が形成され、その先にこの場所が提供され、このカフェでサービスを受けることができる。
でも目の前の瞬間にフォーカスすれば、それは一見だれでもできそうなことのように感じるが、実際のところ、社会はほんとうに複雑だ。
180分という長編映画。
劇場は満席に近かった。思ったより男性若者が多いことに驚いた。
岩井俊二監督といえば40最前後の自分世代にドンピシャなはずで当時は女性ファンのほうが多かったように思っていたのだが。
役者の影響もあってなのだろうか、幅広い世代かつ男女にとって興味のある作品となっていたようだ。
期待しすぎていたからだろうか、ストーリーにつながりがなさすぎて、散文作品のような印象を受けた。
終盤のエピソードのリップヴァンウィンクルの実家のシーンからは完全に取り残されてしまった。
ただ改めてパンフレットを片手にストーリーを思い返すといろいろなメッセージは含まれていたらしい。
確かに、と納得する部分ではあるのだが印象には残っていなかった。
主人公七海に共感する部分があまりになさすぎたからかもしれない。
あるいは、そういう時代になったよなとナナメ目線で受け流していたからかもしれない。
現代人はむしろ七海に共感することは多いのだろうか。ちょっと気になる。
自分にとって印象に残ったシーンを振り返ってみたい。
この作品で表現されている「やさしさ」とその対価としてのお金。
ものすごく近しいものを感じつつも、それは共感ということなんだけど、それとは違和感が微妙にあった。
映画を見終えた今、それは何なのだろうと考えてみる。
結局のところ答えは出ない。ただ違和感を感じた問いは見つかった。
「この世界はほんとうに優しさで溢れているのだろうか?」
カフェでこのレビューを書いているが、自分の周りにはたくさんの人がいる。
それぞれがそれぞれの生活を送っている。
それぞれが仕事をしていることと思う。
それらの仕事が積み重なって、社会が形成され、その先にこの場所が提供され、このカフェでサービスを受けることができる。
でも目の前の瞬間にフォーカスすれば、それは一見だれでもできそうなことのように感じるが、実際のところ、社会はほんとうに複雑だ。