ムード・インディゴ

うたかたの日々

L'Écume des jours

2013年 フランス 95分

不思議な感覚

満足度:8/10
ロマンにぶっ飛んだ非現実な映像を求める方にオススメ。

個人的には、ミシェル・ゴンドリー監督というだけでチェック必須な作品です。彼はぼくのフェバリット・ムービーの一つ「エターナル・サンシャイン」の原案・監督でもある。またミュージック・ビデオでキャリアを積んでいて、手がけたアーティストはビョーク、レディオ・ヘッド、ザ・ローリング・ストーンズ、ケミカル・ブラザーズなどなど好きなアーティストばかりだ。

原作は1946年に発表されたボリス・ヴィアンの傑作青春小説「うたかたの日々」(フランスでは400万部を超える売り上げ)で、オドレイ・トトゥ、ロマン・デュリス、オマール・シーが好演した作品となっている。

「ロマンにぶっ飛んだ非現実的な映像」とは我ながら作品をうまく表現できたと思う。
そしてどこかノスタルジックだ。開始15分で作品に馴染めなかったら、そこで観るのをやめたほうがいい。そこまで言っても過言ではないほど好き・嫌いがはっきりする作品だとも思う。

いわゆる映画でもないし、ミュージック・ビデオでもない。不思議で奇妙な想像のつかない展開が頭の中をシェイクする。
「エターナル・サンシャイン」のようなドラマ要素は影を潜め、「恋愛睡眠のすすめ」のようなファンタジック要素をより壮大に描いた印象。深いようで浅く、浅いようで深い、何とも独特な世界観。どうやらこの世界観、自分には合っている。ふわぁーっという感覚というか、言葉にするのは難しいですが、まぁ、ぶっ飛んでます。そして映像の空気感がほんと好き。