スノーデン

Snowden

2016年 アメリカ 134分

ドラマ

満足度:7/10

オリバー・ストーン監督による実話を元にした映画。

2013年当時、ニュースで話題になっていたことを覚えているだろうか?
改めて、その内容の詳細を映画で知った。
もちろん、どの程度脚色されているのかは分からないが、格別な驚きはなかったのが正直な感想。

ぼくは元々生粋のアナログマンで、インターネットを嫌っていた。
個人情報が抜き取られるものと思っていたからだ。
当時はテクノロジーを絶賛しつつ、敬遠・警戒していた。

それから10数年経った今はどうだろう?
あらゆる個人情報はどこかで知られていると懐疑的な思いはあるものの、それ以上の便利さには勝てない。もはやインターネットなしの生活は考えられない。特に情報収集。仮に通販は今は東京で生活しているので買いに行けばどうにかなるかもしれないが、情報収集に至っては図書館で何日も調査に時間がかかりそうなこともインターネットを使えば瞬時に収集できてしまう。しかもあらゆる最新の情報が見つかる。

目の前の声より、インターネットで収集した声の方が信じられるようになったら人間もお終いね、なんて思いつつ、そんな時代になっている。

記録があるから記憶することを諦めている。

AIと人間が対峙する日が本当に来てしまうとしたら恐怖でしかない。
究極的にAIも性善説で機能することを強く願う。

脱線してしまった。

「あらゆる個人情報を政府は監視している」
その事実を公表することは英雄か、犯罪者か。

ぼくは個人情報はどこかで集積されていたとしても、自由か安全かの選択ではない気もする。曖昧な共存でいい気がする。
仮に今もどこかで個人情報が集積されていたとしても、インターネットを活用する時点で「悪いことをしない限りはそれが公にも利用されることも120%あり得ない。ただし悪いことをした場合は蓄積したデータから徹底的にチェックする」ということへ暗黙の了解をしたと思うようにしている。そういう時代だと思っている。
ちょっぴり悲しいけどね。