家族を想うとき

Sorry We Missed You

2019年 イギリス・フランス・ベルギー 100分

ドラマ

満足度:7/10

ケン・ローチ監督。
彼らしい作品。ほんとにスタイルは変わらない。ケン・ローチの作品を観るたびに同じことを書いている気もするが、彼の作品を観続けてかれこれ25年近くなるかな。本当の意味で映画ファンにさせてくれた監督の一人。
そしてヒューマン・ドラマが好きな理由は彼の作品がまさしく影響している。

今作については、とにかく「家族を想うとき」という邦題が残念でならない。
そして原題の「Sorry We Missed You」はうまいなぁと思う。

人生思い通りにいかない。その中でどうにか折り合いをつけようと必死になる。どんなに理不尽なことが起きても、どうにかやっていくしかない。
ありふれた日常の中にある見逃してしまいそうな小さな幸せを大切しなければと思う。