ネヴァー・エヴァー

Never Ever

2016年 フランス・ポルトガル 86分

ドラマ

不思議な感覚

満足度:7/10
東京国際映画フェスティバル2016の上映作品。

正直、ぼくには難解な映画でした。

パフォーマンス・アーティストのローラを主軸に観るべきだったかも。
映画監督のレイの視点も残してしまうと話の展開がありそうでないことに気づくまで無駄になってしまう。

アメリカを代表する作家のひとり、ドン・デリーロの小説「ボディ・アーティスト」をベースにした物語で、ヒロインのローラ役、ジュリア・ロイが脚本を担当している。

パフォーマンス・アーティストという設定も相まって、映画自体も実験的なようにも感じた。

ローラに残された「なぜ」の連続。答えなどないのだろうから、永遠に問い続けてしまいかねない。
「知ろう」というより「感じよう」としているようにも見えた。

ぼくにとっては最期のワンシーンが鮮烈で、いかようにも捉えることができそうで。
そのために、「昇華」「成長」「哀悼からの脱皮」そんなようなことを考えさせられる映画となりました。