ゼロ・グラビティ

Gravity

2013年 アメリカ・イギリス 91分

SF

満足度:7/10
純SFが好きな人に、オススメ。

登場人物が少なく、一人芝居の多い作品が苦手の人にはオススメしない。
もはや宇宙ステーション・宇宙遊泳だけが舞台、ストーリー展開してもSF初心者には絵的に変化を感じないかもしれない。
ラスト10分くらいでヒューマニティの要素が出たけど、それまでが苦痛になるかもしれないからオススメしない。

サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーが演じていること、そしてプロモーションをがっつりやっていたことで一気にメジャー作品の一つとなったが、それがなかったら完全に埋もれた作品になっていたのかもしれない。

というわけで、個人的には好き嫌いが分かれる作品なのではと思う。

新感覚のSF映画。
どちらかというと「2001年宇宙の旅」に通じる、宇宙にフォーカスされた「静」の映画。
人間模様が織り成すドラマではなく、完全に「個」に向けられた葛藤が描かれている。
宇宙空間という、どうにもできない状態で、限られた可能性の中で、諦めない姿。
映像をそのまま自分の生活に置き換えて考えることは到底できないが、シチュエーションを変えると誰にでもある心情の葛藤とそれを乗り越えた時に得られる感情。

一人じゃ生きてはいけない、そもそも一人は辛すぎる。